プロギア03アイアンを試打評価!「お助けクラブ」感なしの打ちごたえある飛び系アイアン

「プロギアの03アイアンの特徴を知りたい」
「プロギア03アイアンの使用感を知りたい」
「自分に合っているか確認したい」

プロギア03アイアンは、左へのミスを気にせずに攻めていきたい人飛距離を手に入れて新しいゴルフスタイルを楽しみたい人におすすめできるクラブです。

一方で、ボールコントロールや操作性を重視したい人にはおすすめしにくいクラブでしょう。

マサトマサト

本記事では、ゴルフを始めてからずっとプロギアのクラブを使ってきた私が、03アイアンはどんな人にベストマッチするのか、以下の項目で徹底解説していきます。

本記事で分かること
  • ロギア03アイアンの特徴
  • 実際の試打評価
  • プロギア03アイアンをおすすめできる人・できない人

ぜひ最後まで読んで、セッティングの参考にしていただければ幸いです。

プロギア03アイアンの概要をサクッと解説

2022年の3月18日にプロギアのアイアンシリーズ「03」が発売されました。03アイアンは、プロギアのアイアンシリーズの中では飛び系のアイアンに分類されています。

プロギア03アイアンの基本スペックは以下の通りです(※5番と6番アイアンはアイアンセットに含まれず、単品扱いになります)。

03アイアン 5番 6番 7番 8番 9番 PW AW
ロフト 21 23 26 30 34.5 39 43.5
ライ角 60 60.5 61 61.5 62 62.5 63
FP(㎜) 2.7 3.5 4.0 4.0 4.0 4.5 4.5
長さ(インチ) 39 38.5 38 37.5 37 36.5 36

03アイアンのライ角は7番アイアンで61°とフラット寄りの設計です。一般的にライ角がフラットであると、ボールが右に飛ぶ傾向があります。

そのため、03アイアンは左へのミスを恐れることなくショットできるアイアンでしょう。その反面、ミスの際はボールが右に飛んだり、スライスする傾向があります。

プロギア03アイアンは、飛び系アイアンのギアの力に任せれば自然と飛距離が出るクラブではなくゴルファーの技術があって飛距離の恩恵を受けることができるクラブです。

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ゴルフが上達してきた人向けの飛び系アイアン

プロギア03アイアンの試打評価

プロギア03アイアンは、7番アイアンでありながらロフト角26°とストロングロフトであるため、高い飛距離性能を備えています。

実際に打ってみると、同程度のロフト角である5番アイアンよりもミートしやすく、安定したキャリーを出しやすい印象でした。

昔のロングアイアンの距離をミドルアイアンの感覚でショットができます。

一方で、打点がズレると飛距離のロスが発生したり、右方向へのミスやスライスが出ます。

とはいえ、ユーティリティでは芝に負けそうな場面や、5番アイアンでは難しさを感じるセカンドショットでも、7番アイアン感覚で振り抜きながら距離を稼げるのは大きな魅力です。

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飛び系アイアンにありがちな”とりあえず当たれば飛ぶ”感は少なく、打点やスイングに対する反応が素直◎

落ち着いた打球音とやさしい打感

プロギア03アイアンのフェース裏は、空洞のポケットキャビティ仕様です。また、高強度薄肉フェースが心地よい弾き感を実現させています。

試打時は降雪時でしたが、手がしびれないやさしい打感であり、落ち着いた乾いた打球音でした。

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飛び系には珍しい、軟鉄鍛造ボディで弾き感とやさしい打感を味わうことができる

自然とボールが上がりグリーンを狙える

プロギア03アイアンのフェースは、下部に軟鉄が集中させて低重心化を実現しています。

そのため、実際に試打してみてもプロギア03アイアンの球筋は、中~高弾道でした。ボールを上げようと意識せずとも、ボールが自然と上がる印象です。

プロギア03アイアンのロフトは、一般的なアイアンと比べてかなり立ったストロングロフト設計です

それにもかかわらず、セカンドショットを上からグリーンを狙うことができるのは大きな魅力でしょう。

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UTやロングアイアンでは難しいライでも果敢に狙っていける◎

飛び系アイアンとの飛距離の比較

プロギア03の8番アイアンのロフト角やシャフト長さなどのスペックが同等のプロギア01(2020年)の7番アイアンと比較しました。

01アイアン7I 03アイアン8I 7I
ロフト角 31 30 26
長さ(インチ) 36.75 37.5 38
総重量(g) 418 405 398
平均飛距離 129.5Y 138.4Y 147.4Y

プロギアのアイアンシリーズのロフト角やシャフト長さ、コンセプトの違いがあるものの、03アイアンは飛び系アイアンというだけあって約10Yの飛距離に差がつきました。

しかし、一般的な8番アイアンよりもシャフトが長いためコンパクトなスイングがやりづらい点は気を付ける必要があるでしょう。

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総重量が軽量で振り切れることもあり、約1番手ほど差がつきました

プロギア03アイアンの3つ特徴を徹底レビュー

プロギア03アイアンの3つの特徴は以下の通りです。

  1. 飛び系らしからぬシャープな顔つき
  2. ライ角フラットで左へのミスを抑えやすい設計
  3. 抜け感が抜群なソール形状

それぞれ、見ていきましょう。

1.飛び系らしからぬシャープな顔つき

プロギア03アイアンのフェースは肉薄フェースであるため、一般的な飛び系アイアンのボテっとした特徴はなくシャープな「顔」をしています

プロギア03アイアン

また、プロギア03アイアンはセミワイドソールを採用しているため、同メーカーの飛び系eggアイアンと比較してもスマートなヘッド形状です。

NEWeggアイアン
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スマートでスタイリッシュな見た目であるため、飛び系アイアンに抵抗感がある人にもおすすめ◎

2.ライ角がフラットで左へのミスを抑えやすい設計

出典元:ブリヂストンスポーツ

03アイアンのライ角は7番アイアンで61°とフラット寄りの設計です。一般的にライ角がフラットであると、ボールが右に飛ぶ傾向があります。

そのため、プロギア03アイアンは左へのミスが多い人や左を恐れずにしっかりスイングしたい人におすすめできます。

実際に試打した際もボールは自然とフェード系の弾道になりやすく、チーピンやつかまりすぎるミスの頻度はほとんど見られませんでした。

近年の飛び系アイアンには、つかまりを重視したモデルも多くありますが、03アイアンは過度につかまる印象がなく、安心してターゲットを狙えます。

一方で、ミスの傾向としては右へのミスやスライスが多くなる印象であるため、右へのミスが多い人は注意が必要です。

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左へのミスを嫌う中級者ゴルファーにとっては、大きな魅力といえるでしょう◎

3.抜け感が抜群なソール形状

プロギア03アイアンは、リーディングエッジ側が削り込まれたソール形状を採用しており、芝の抵抗を受けにくいのが特徴です。

実際に振ってみても抜け感が良く多少手前から入ってもソールが滑るように抜けてくれます

また、たとえば8番アイアンで総重量405gと比較的軽量なため、ラフや傾斜地からでもしっかり振り抜きやすい印象です。

左へのミスを恐れることなく、さまざまなライから積極的に狙っていける扱いやすさも03アイアンの魅力といえるでしょう。

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振り抜いて距離を稼ぎやすい◎

番手間の飛距離差は十分?実測データを公開

一般的なアイアンは1番手で10ヤード前後の飛距離差が目安とされています。では、ストロングロフト設計の03アイアンではどうなのでしょうか。

実際にそれぞれの番手を10球試打した平均飛距離は以下の通りです。

7番 8番 9番 PW AW
ロフト 26 30 34.5 39 43.5
長さ 38 37.5 37 36.5 36
平均飛距離 147.4 138.4 124.2 111 98
飛距離差 9 14.2 13.2 13

私の実測では、7番と8番の差は約9Y、8番と9番の差は約14.2Yでした。

あくまで一例ですが、8・9番アイアン周辺は番手間の距離差を把握しておくと、グリーンを狙う際の安心感が増すと感じます。

また、03アイアンはAWが43.5°とストロングロフト設計です。そのため、ウェッジ構成によっては飛距離の空白が生まれる可能性があります。

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ウェッジのロフトや飛距離階段も確認しておきたいところです

プロギア03アイアンの気になる3つポイント

プロギア03アイアンを試打して感じた気になるポイントは以下の3点です。

  • ミスショットがしっかり結果に表れる
  • シャフトの長さに慣れる必要がある
  • ウェッジ構成の見直しが必要な場合がある

プロギア03アイアンはやさしい飛び系アイアンではなく、ミスショットをするとしっかり右方向やスライスします。

また、03アイアンは飛距離を出すためにシャフトが長めの設計です。これまでのアイアンより長く感じる場合があり、慣れるまでは距離感に戸惑う可能性があります。

さらに、プロギア03アイアンはAWが43.5°とロフトが立っています。

飛び系アイアンならではの注意点として、飛距離の空白をなくすためにウェッジ構成を見直す可能性があります。

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飛び系だけど思ったほどお助けクラブではなく、飛距離を武器にしながら、アイアンらしい打ちごたえも楽しめるクラブ◎

クラブの操作性の良さとある程度の飛距離性能を武器にコースを攻略したい人は、同シリーズの02アイアンがおすすめです。詳細記事をぜひチェックしてください。

プロギア03アイアンの試打を踏まえておすすめできる人の特徴を解説

プロギア03アイアンをおすすめできる人の特徴は以下の通りです。

  • 90~100切りを目指す中級者
  • 飛距離を武器にコース攻略の幅を広げたい人
  • 飛び系アイアンに抵抗がある人
  • 左へのミスを抑えたい人

プロギア03アイアンは、ゴルフが上達してきて飛距離を武器にコースマネジメントの幅を広げより戦略的にゴルフを楽しみたい人におすすめのモデルです。

また、プロギア03アイアンはやさしい飛び系アイアンではないため、ミスすると右方向へ飛んだりスライスするなど結果に表れます。

そのため、ある程度スイングが安定している必要があり、打ちごたえあるクラブです。

さらに、飛び系アイアンに持つことに抵抗感がある人もいるかもしれません。03アイアンは見た目がスマートでスタイリッシュである点も魅力です。

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ストロングロフトですが自然とボールが上がるため、高さを使ってグリーンを狙える点も魅力

プロギア03アイアンの試打を踏まえておすすめできない人の特徴を解説

プロギア03アイアンをおすすめできない人の特徴は以下の通りです。

  • やさしい飛び系アイアンを求める人
  • 現在のウェッジ構成を変えたくない人
  • 球筋を打ち分けながら攻めたい人

プロギア03アイアンは、単に飛距離を伸ばすための「お助けクラブ」のような寛容性はありません。そのため、たとえばミスショットしても飛距離を担保したい人には向いていないでしょう。

また、プロギア03アイアンはストロングロフトであるため、ウェッジ構成を再考(とくに追加)する可能性があります。今のセッティングを気に入っている人には難しいです。

03アイアンは飛距離性能と直進性を重視したモデルです。フェードやドローを積極的に打ち分けながら攻めるゴルファーよりも、安定した飛距離でグリーンを狙いたいゴルファーに向いています。

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飛び系アイアンでありながら、良い意味でゴルファーに仕事を求めてくるクラブ

コースのシチュエーションにあわせて、球種の打ち分けや距離感を調整しやすい操作性を重視したい人は、同シリーズの01アイアンをおすすめできます。気になる人はぜひチェックしてみて下さい。

まとめ

プロギア03アイアンを一言で表すと、飛び系だけど思ったほどお助けクラブではなく、飛距離を武器にしながら、アイアンらしい打ちごたえも楽しめるクラブです。

ミスショットは結果に表れやすいものの、その分だけ打ちごたえがあり、飛距離を武器にした新たなコースマネジメントを楽しめます。

また、シャープな見た目や心地よい打感も魅力で、飛び系アイアンに抵抗があるゴルファーでも手に取りやすいでしょう。

マサトマサト

飛距離とアイアンらしさを両立したい方は、ぜひ一度試してみてください◎