2020年にプロギアから発売されたRS5ドライバーシリーズのRS5+を試打してきました。
RS5シリーズは3つのバージョンがあり
- RS5-F
- RS5
- RS5+
RS5+は長尺クラブで最軽量、振りやすさとつかまりを重視したスペックになっています
先に試打した感想から言うと
長尺シャフトの恩恵を得て、ヘッドが走るし、がっつりつかまる!
ドライバーが苦手で右へのミスが多発してしまう人におすすめ
おすすめゴルファー
- 初中級者向け
- ドライバーが苦手(ドライバーからスコアを崩してしまう)
- ミスのほとんどがスライス
- 気持ちよく振り抜きたい
- ヘッドスピードが遅い
- ハイドローを打ちたい
ドライバーに苦手意識あるゴルファーは是非ご覧になって下さい!
詳細を説明していきます
RS5+ドライバー試打と評価【動画】
使用したクラブのスペック
- シャフト:speeder EVOLUTION FOR PRGR
(オリジナルシャフト) - フレックス:SR
- ロフト:10.5
- 長さ:45.75
- 重さ:294g
総評:星5つ
個人的な総評ですが、下記のとおり
飛距離 | 5.0 |
---|---|
操作性 | 4.5 |
ミスの許容度 | 5.5 |
上がりやすさ | 5.5 |
つかまりのよさ | 5.5 |
打感の柔らかさ | 4.0 |
構えやすさ | 4.5 |
球の強さ | 5.0 |
試打してみて一番良かったところは、ミスの許容範囲が広いところです
動画では少し擦ってしまったため、若干スライス気味になりますが、OB級の明らかなミスになりにくいです
くわえて、芯に当たらなかったとしても「広芯」と「強芯」のWコアをプロギアが採用しているため、飛距離が220~230Yの間に収まっています。
ミスしてもバラツキが少ないのは、ラウンド中に思いっきり振り切れる精神的な余裕につながります
最強の安定性が魅力!
私の現在のエースドライバー!苦手意識を克服してくれた1W
ボールの上がりやすさ
ボールの高さも中~高弾道で無理に上げようとしなくても簡単に上がる
つかまりも申し分ないので、ハイドローを簡単に打つことができます
ボールの強さ
スイートポイントが広くて、真芯に当たらなくても、初速が著しく落ちることはありませんでした。飛距離も±10Yくらいに収まっていますね
強芯の強い弾きから直進性が強く、グングン伸びる感じがいい!
若干、前に飛ぶというよりは、上に飛ぶ力が強いから、ガチャガチャ機能で「-1°」ロフトを立たせて使ってもいいかもしれません(10.5や⇒9.5°)になる
47.75インチの長尺クラブでもつかまる!
プロギアのRS5シリーズの中では「45.75インチ」で長尺仕様
長い分、シャフトのしなりを感じながら打つ人には、十分クラブの恩恵を受けることができます
ボールに絡みつくような感じになるので、つかまりも抜群です
私はヘッドスピードが38~40ぐらいなので、とても扱いやすいクラブです
逆に、ヘッドスピードが早すぎる人にはむずかしいかもしれません
ラウンド中のシャフトのしなりを確認した方はこちら(15秒の動画)
試打の計測データ
15球打って最高・最低スコアを除く13球の平均データーを記載しています
(2021年4月20日時点)
クラブ名 | 平均 | 最高スコア | 最低スコア |
---|---|---|---|
ヘッドスピード | 41.0 | 42.0 | 39.6 |
ボール初速 | 54.9 | 56.2 | 54.0 |
飛距離 | 225 | 231 | 220 |
ミート率 | 1.34 | 1.33 | 1.36 |
先ほどの長尺ということもあるのですが、ヘッドスピードがが平均して40を超えてきました☆
やっぱり、ナイスショットといまいちショット時の飛距離の差が約10Yなのはいいですね
少しミスした時でも、飛距離的にはあまり変わらないので、コースマネージメントしやすいのがいいですね☆
打っていて感じたのは、多少擦っても直進性が強く、つかまるのでスライスの幅が少ないこと
スライサーにとっては、右に行かない
がめちゃくちゃ安心します
公式スペックとデザイン
シャフトスペック | SR(M-40) | R(M-38) |
---|---|---|
ロフト° | 10.5 11.5 |
10.5 11.5 |
体積 | 460 | 460 |
ライ角 | 59 | 59 |
長さ(インチ) | 45.75 | 45.75 |
総重量(g) | 294 | 289 |
バランス | D-1.5 | D-1 |
価格(公式サイト) | ¥88,000 | ¥88,000 |
※M-40などはプロギアの表示方法でヘッドスピードを指しています
ヘッドスピードを表しています
メーカーとしてシャフトの硬さがSRとR、プロギアでいうM-40までしかないというところで
このクラブの対象者を決めているように思えますね
さらに、RS5ドライバー(M-40)だと長さが「45.5」、総重量「304g」
RS5+ドライバーは、長尺でかつ軽量という仕様になっています
つまり、ヘッドスピードがあまり早くない人でも扱いやすくしていること
もしくは、ヘッドスピードが落ちてきてしまった方にも利用しやすくていることが伺えます!
私のようにヘッドスピードが40前後でドライバーに苦手意識があるゴルファーには嬉しいクラブですね
性能を兼ね揃えたかっこいデザイン
アドレス時!
気持ちグースネックになっていて、構えた時からつかまりそうと思えるクラブ
とは言っても、そこまでフェース面が左を向いているわけではないので目標に合わせやすく
フェース面通りに真っすぐ飛んでくれました
RS5+ドライバーの後ろ姿
シャローヘッド(平べったいヘッド)になっています
低重心で上がりやすく、打点が左右にズレてしまうミスに強い形状です
後ろ姿だけだと、フェース面が狭いのかなと感じますが意外と広いです
そして左右のズレのミスと言いましたが、私の感覚では真芯からボール1~1.5個分はズレても
飛距離の差は-10Yくらいです
また、赤い線の中なら擦ってもスライス幅が少なかったです☆
ヘッドカバーはこんな感じ
唯一このヘッドカバーだけ不満があります!
とにかく、かさばります!
多くのヘッドカバーは、シャフト部分は布で、ヘッド部分だけ少しビニール製といいますか
ちょっと硬めの素材で保護するのが主流かと思います
しかし、写真では質感が分かりにくいかと思いますが全部固いのです
RS5シリーズでドライバー・FWなど揃えている方はバックに入っているのか心配になります☆
弾道コントロールシステム「Bacosy」
Ballistic(弾道) control(調整) system(機構)
いわゆる「がちゃがちゃ機能」があります!
「ロフトを-1°」立てることができます
このクラブの場合だとロフト10.5なら9.5になります☆
ロフトを立てることによって、スピン量を変更させたりボールのつかまりなどに
影響してくるので、あなたの腕と相談して調整できるドライバーではあります☆
RS5+ドライバー口コミ
RS-Eを上回る出来で、簡単にハイドローが打てました。軽い割にシャフトがしっかりしているので振り切っても自然にヘッドが返りぶれません。HS40前後の方にはおすすめです。私は球が良く上がる方なので9.5度が欲しいところです。
ピンG410プラスドライバー からのか交換です。 振りやすく、デザインも良いので思い切ってふれます。R 37のシャフトは、とてもしなりがあり、ヘッドが走ってくれます。
一つ残念なのは、ヘッドカバーの内側の素材が目の粗い化繊でヘッドの塗装面に細かい傷が心配です。もう少し、滑らかな素材を使っていただければ良かったと思いました。
RS5+ドライバーの評価
- ミスショットしても飛距離の差が-10Y前後
安定して飛距離を出すことができる☆ - 擦ってもスライスの幅が少ない
- しっかりつかまるから、クラブ任せにしていればいい
- ヘッドスピードが低くても、長尺だから早くなる!
■いまいちポイント
- ヘッドスピードが速すぎると扱いしずらい
同じシリーズのRS5のほうが使いやすい
総合的にRS5+ドライバーは初心者~中級者向けのクラブ。
同時発売されたRS5ドライバーにやさしさを「+」されたドライバーなのでRS5+と命名されてます
ドライバーが苦手なあなた、スライスに悩んでいるあなた
飛距離にムラがあって悩んでいるあなた
そして、シニア及び女性の方々にもしっかり合うクラブだと思います
クラブ任せにしていれば、簡単かつつかまるので
私にとっては本当に扱いやすいクラブかと思います☆
クラブ性能の恩恵を得て、ドライバーショットを簡単にしたいあなたに
是非とも、おすすめのクラブです☆
ではでは!
2022年8月では、LSシリーズ・RS-justシリーズと新作が出てきたので中古市場にも出回ってきています
中古クラブから探したい方はこちら
管理人スペック
同年代と比べるとHSが遅く、飛距離がでないのが悩み!
このレベルの人間のレビューになります