ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーを対象にした05アイアン。
私自身パワーがない、コンセプトにドはまりするゴルファーだから150Y以上は苦手な距離になる。
そんな私が試打した率直な感想は
ピッチングと同じ要領で8番を振って145Yほど飛んだ!!ショートアイアンの感覚で約150Y飛ぶのすごい☆
私の場合は135~145Yは7番アイアンを使用しないといけません。しかしパワーがあるゴルフ仲間はショートアイアンを使用して難なくグリーンオンし、私を置き去りにしていきます。
距離があるパー4だと2打目が難しいんです・・・
そんなパワーがないゴルファーでもゴルフの難易度をさげて「やさしく飛ばす」に特化したのが05アイアンだ!
- クラブの長さが3種類の3レングス仕様
- シャフトはカーボンのみ
- LSシリーズと組み合わせて、力を発揮する
05アイアンは検討してほしい対象のゴルファー
150Y以上のクラブ選びに苦戦する人
7番アイアンはうまく打てるけど、6番以上だとうまく当たらないゴルファー
05アイアンはそんな悩みを解決するため3レングス仕様。
LSシリーズの5UT・4UTがミドルアイアンからの連携がうまく取れてて、長尺クラブの難しさを緩和してくれてます
05アイアンには、一生涯ゴルフを楽しめる工夫がたくさんされています
試打しての評価をしていきたいと思いますので、参考になれば幸いです☆
プロギア05アイアンを試打評価
少し乾いた音で落ち着いた打球音
無理せずにクラブに任せていれば、自然と上がるしドローボールになる
構えやすさ
アドレス時
ソールが厚いアイアンは、全体的にボテっとした印象を受けますが、05アイアンはシャープな顔です
やや丸顔で個人的には好みですね
少し、視線を傾けると・・
厚いソールの存在感が出てきます!
厚いソールは抜けが悪くって、良いイメージを持てない方は、アドレス時に目線を傾けない方がいいです!
飛距離
冒頭でも触れましたが
私の場合、各クラブ20~30Yは飛距離が伸びます
通常8番、120Yぐらいが150Yぐらい飛びました
特にミドルアイアンになるとソールの厚みが増し、くわえてカーボンシャフトのしなりがヘッドスピードを加速させて強いインパクトを実現させます!
ミドルアイアンで150~170Y辺りをカバーできちゃうのはめちゃくちゃ嬉しいですね☆
ただ・・
PWでも120Yぐらい飛んでしまうので、100Y圏内のアプローチの手段がなくなってきます
プロギアは、05アイアンのウェッジを「48・52・57」と合わせて作っているので安心☆
つかまり
クラブ自体オートマティックなアイアンだから、自然とつかまります☆
多少のミスヒットは、ミスをもみ消すかのような勢いで飛んでいきます☆
曲がり幅が少ないですね
ソール部分が厚く低重心だから、ミスヒット時の当たり負けが起きにくい!
3レングス仕様でアドレスのわずらわしさ解消☆
- ウェッジ(48・52・57)35.5インチ
- ショートアイアン・・36.5インチ
- ミドルアイアン・・・37.5インチ
プロギアアイアンで言うと、ショートアイアンは8番相当、ミドルは6番相当の設計
だから、ボールの位置やアドレス調整は8番・6番の位置にすればいい
(ウェッジも同じようにする)
ショットすることのみに集中できるのは本当にやさしい
05アイアンの公式スペック
シャフトのフレックスは3種類
S(M-43)SR(M-40)R(M-37)
このスペックはSRの表記です
番手 | #6 | #7 | #8 | #9 | PW |
---|---|---|---|---|---|
長さ(inch) | 37.5 | 37.5 | 36.5 | 36.5 | 36.5 |
ロフト(°) | 25 | 30 | 34 | 39 | 44 |
ライ角(°) | 62 | 62 | 63 | 63 | 63 |
バランス | D-0.0 | D-0.0 | D-0.0 | D-0.0 | D-0.0 |
総重量 | 364 | 364 | 381 | 381 | 381 |
シャフト重量 | 52 | 52 | 56 | 56 | 56 |
プロギアで言うとロフトは3~4°刻みで01アイアン・02アイアンは設計されてますが
05アイアンは長さを一緒にして、ロフトで飛距離の調整をしているのが特徴
クラブによるアドレスの調整・ボール位置の調整などなくなるから、やさしくなりますね
これなら、
「○○番手は苦手だから、グリーンには届かないけど短い番手を使おう」みたいな、マネージメントが不要になりますね☆
ウェッジのスペック
番手 | #48 | #52 | #57 |
---|---|---|---|
長さ(inch) | 35.5 | 35.5 | 35.5 |
ロフト(°) | 48 | 52 | 57 |
ライ角(°) | 64 | 64 | 64 |
バランス | D-0.5 | D-0.5 | D-0.5 |
総重量 | 402 | 402 | 402 |
シャフト重量 | 63 | 63 | 63 |
ウェッジに関してはプロギアの0ウェッジも同様ですが、ロフトによって長さを変えていません
アイアンからの一連の流れの中で連携取りやすいように計算されている印象
シャフトは一種類のみ
FUJIKURAとコラボレーションし、アイアン用カーボンシャフトを共同開発
軽量でありながら、しっかりとした振り心地。
軽量なのに、しっかりとした振り心地があります
ふわふわする感じがなく自然とクラブのしなりを感じつつ振れば、つかまり飛距離も出る。ヘッドも走る
いままで、若干見栄を張って、スチールシャフトばかり振っていた。飛距離が出ない原因がシャフトの重量が合わなくてヘッドスピードが出せないことならば、今回の試打の経験はためになった。
LSシリーズとの組み合わせ
引用元: プロギア公式ホームページ
LSシリーズも05アイアンの特徴そのままに
- FW・UTはクラブの長さが一緒
- DW・FW・UTはシャフトが一緒
- ロフト差で距離差を出す仕様
シャフトはspeeder EVORUTIONで統一!
シリーズ通して、クラブ一本ごとにボール位置の調整等しなくていい
むずかしいことを考える煩わしさを一つでも減らして、一打に集中できる仕様になっているのは嬉しきポイント!!
しかも、クラブ自体もオートマティックでやさしいクラブだから
あとは自身の集中力次第ですね!
いまいちポイント2つ
- 激太ソールの弊害
- グリップエンドに番手が書いてなくて困る
その1:激太ソールの弊害
慣れが必要なのかもしれないが、特にミドルアイアンの抜けが悪い!ミドルアイアンは特に激太ソールだからつっかかる!
つっかかると飛距離が落ちているので、芝上でやったらがっつりダフっているだと思います
飛距離が出る分、練習が必要ですね☆
その2:3レングスの弊害
グリーン周りをピッチングでアプローチをする人は、PWの長さが8番と同じ長さになるからやりづらくなります
「なっがっ!!」ってなります
まとめ
「ピッチングと同じ感覚で8番を振って150Yほどぶっ飛ぶ」のは、最高としか言いようがない!
ボール位置、アドレス調整を考える負担を軽減してショットに集中できる
今まで、スチールシャフトのアイアンを使用していたせいか、05アイアンは新鮮に感じました
05アイアンだけで170以内の飛距離をカバーできます。それより長い距離にはLSシリーズにすんなり移行することができます
ゴルフは一生続けることができるスポーツです
プロギアの言う05アイアン・LSシリーズはキャリアゴルファーのために作られた商品です
パワーだけでなく、クラブにたくさんの工夫を凝らして、飛距離をアップさせることに注力したクラブです
05アイアンの工夫は、めちゃ良かった☆
皆さんにも体験してほしいです
ではでは!