2021年6月に発売されるプロギアのギリギリの新シリーズ
LSシリーズと05アイアン!
今回はLSのフェアウェイウッドの5Wを試打してきました。LSフェアウェイウッドのコンセプトは・・
ヘッドスピード40m/s前後のあなた
ぎりぎりの高初速とキャリーでしっかりと飛ばす。
ワンスイングでやさしく飛ばす。
私はコンセプトにガッチリ当てはまるから、居ても立ってもいられません。
私と同じくヘッドスピード40m/s前後のゴルファーに向けて
- プロギアLSシリーズの詳細スペック
- 試打の感想
- いまいちポイント
レビューしていきます☆
ただ、私のスペックが非力ゴルファーなのであしからずご了承ください☆
LSシリーズ5番ウッド試打評価【動画】
真ん中・中央の鉄塔に向けて、打っています!
伸びる~のびる~!フェアウェイウッドあまり得意でないのに
簡単に扱える。芝(床に)にあるボールなのにめちゃ上がるのは気持ちいい
打球音・打感
■ 打球音
動画にもありますが、中から高音で芯を喰ったときは
この快音のおかげで、めちゃくちゃきもちいいですね
一打目のドライバーをもしミスってしまってもこの快音が聞けたら、メンタル回復します
■ 打感
トゥ寄り・ヒール寄りで当たっても、衝撃はソフトですね!
だからと言って、当たり負けをすることもないですよ
ミスに寛容なクラブに感じました
トップ気味に当たったとしても、地を這うようなボールにならずに、ある程度ボールが浮かびます
さらに、少し擦ったぐらいじゃ大曲りすることなかったですね
ボールの上がりやすさの秘密
スラッシュグルーブ機能、2020年のぐらいから通常搭載された機能
スラッシュグルーブはフェース面が少し盛り上がっていて、左右非対称の谷になっています。
アマチュアの実打点が「芝から17㎜」クラブの重心点「21.5㎜」よりも低くヒットしている人が多いことから、低重心化してアマチュアの実打点でも上がる設計になっている
スラッシュグルーブ機能のおかげか、ボールはかなり上がりやすい!
ボールの強さ(飛距離)
LSシリーズに初登場のD.Bソール
プロギアの開発スタッフの間では「地下室ソール」と呼ばれていますが
Vの字辺りに少し段差があって、ソールの下にさらにソールがある「地下室ソール」になっています☆
重心を下げつつ、深重心にすることによって「高初速かつ上がりやすい」仕様になっています
このおかげか、ボールがかなり伸びてく感じがありました
5Wで最高202Y 平均191Y
200Yを飛ばすには、スプーンを使用しないとダメでしたが、短いクラブで付近の距離まで打てるのは魅力的!
さらに、私の場合は5番アイアン・4UTとのクラブのつながりもいい感じになります☆
つかまりはどんな感じ
アドレス時に特にフェースが被っているわけでなく、ストレートなので目標に合わせやすい
「LS」とヘッドに書いてあって、ボール位置の目安にはなりそう
シャフトがボールに絡みつくような感じで、大げさかもしれないけど喰いつく感じが素晴らしい
ミート率の最高1.42 平均1.35
感覚だけでなく、数値的にも全体的に掴まってくれている感触はありました☆
ゴルファーの技術だけでなく、オートマチックドライバーなので扱いやすさ抜群
試打している最中では大きくスライスするなどはなかった!
シャフトのしなり具合(あつかいやすさ)
かなり、しなる!
ドライバー・ユーティリティにも今回は同じシャフトを使用されていますが
まず、ヘッドスピードが速い人は扱いづらい
ヘッドスピードが遅い私にとってはジャストフィット
何もしなくてもクラブが勝手にボールに喰いつく感じがあるので楽ちんでした
LSフェアウェイウッドのシャフトの組み合わせが難しい?
アイアンとの組み合わせ・流れを合わせるのが難しい!
アイアンがスチールシャフトだと、ウッドに持ち替えた時に同じように振れない恐れがある。
この懸念を払しょくするために、LSシリーズと05アイアンはパッケージ化されて販売されています!
フェアウェイウッドなので、ウッド系は別物と考えればいいのだろうか?
考えどころだと感じます☆
「ピッチングと同じ感覚で8番を振って150Yほどぶっ飛ぶ」のは、秘密は何?最高としか言いようがない!ボール位置、アドレス調整を考える負担を軽減してショットに集中できる、クラブ自体はやさしいけど顔はスタイリッシュで最高のクラブ!
LSフェアウェイウッド公式スペック
フェアウェイウッドのフレックスはS・SR・Rの3種類
この表はSR(M-40)のスペックになります
また、RSシリーズのFWと比較できるようにします
スマホでご覧になっている方は、画面を横にしていただくとよいかと思います
シャフトスペック | #3W | #5W | RS#3 | RS#5 |
---|---|---|---|---|
ロフト° | 16.5 | 20 | 15 | 18 |
体積 | 186 | 182 | 178 | 168 |
ライ角 | 59 | 59 | 57.5 | 57.5 |
長さ(インチ) | 42.5 | 42.5 | 43 | 42.5 |
総重量(g) | 306 | 306 | 320 | 323 |
シャフト重量 | 44 | 44 | 56 | 55 |
バランス | D-0 | D-0 | D-1 | D-1 |
※M-40などはプロギアの表示方法でヘッドスピードを指しています
ヘッドスピードを表しています
LSシリーズの3つの特徴+α
ロフトと体積以外スペックが違わない!!
- ロフトを寝かすことで・・高弾道・キャリーを生み出す
- ロフトピッチを開ける・・番手間の距離を生み出す
を目的にしています。
番手間で長さが変らない、1レングス設計!!
FWだけでなく、UTも同じ長さの仕様
クラブによって、アドレスを変えたり、ボールの位置を調整しなくてもいいようになってる
上記のロフト以外スペックが違わないことも踏まえて
めちゃくちゃやさしいクラブになっていますね
RSと比べて、総重量が軽い!!
あくまでも、一般的な目安ですが・・
- 5Wの総重量が320g前後・・HSが速い人向け(ハードヒッター)
- 5Wの総重量が310g前後・・アベレージゴルファー
- 5Wの総重量が300g前半・・HSが遅めの人向け
と言われている。
LSシリーズがHS40m/s前後の向けというのが納得できますね!
LSフェアウェイウッドのクラブ特徴
細かな特徴☆
- シャローヘッドだから上がりやすい!
- 芝をすべるように作られている
- 多少の傾斜地からでも打ちやすい仕様
RS5シリーズなどと比べると、今回は特にシャローヘッドになっています
平べったいヘッドになってますね!
リーディングエッジからの距離:「85㎜」
さらに・・・
ソールは「90㎜」
RS5シリーズだとたまご型なので、LSシリーズよりもコンよパクトな形状になってます
LSシリーズは、芝の上をすべるように作られていますね!!
そして・・・
フェース側から見ると、きれいな「U字」になってます
ある程度の傾斜地からでも、しっかりとインパクトできるようになってる
いまいちポイント
クラブセットの流れに組み込むのが難しい
つかまりやすいが故に、シャフトがしなるので、現状スチールシャフトを使用しているゴルファーの場合、アイアン・その他クラブを合わせるのが難しく感じます。
さらに、かなり軽量なので重量のバランス問題も生じるかと思います
ウッド系とアイアンとを割り切るならば問題ないかもしれないですが、どうなんでしょうか?ゴルファーによって分かれるところ
お助けクラブとして、一本は別枠としてとらえればいいのだろうか・・
まとめ
プロギアの新商品LSフェアウェイウッドを試打してきました
個人的には・・
フェアウェイウッドにしては、ボールが上がりやすく
バンカー・池越えなどのトラブル回避もしやすいと思える
なにより、飛距離も出るし、クラブに任せればいいだけなので楽ちん☆
だったので、購入を検討したいクラブでした
反面、軽量であったり、シャフトの柔らかさによって
今皆さんがもっているクラブとの流れに合わせることが難しく感じました
試打を踏まえて、どんな方が使用しやすいクラブなのか
- フェアウェイウッドが苦手な方
- 池などのトラブル回避のため、飛距離と上がりやすいクラブを探している
- 初心者から中級者のかた(スコア110~90)
- 技術+クラブの力をかりて飛距離を伸ばしたい
プロギアとしては、LSシリーズから05アイアンと同じ流れを作り
スマートでシンプルなゴルフを実現させようとしていますが・・・
個人的には、フェアウェイウッドやユーティリティーに関しては
お助けクラブ的な要素もあると思います☆
一本だけでも十分欲しいと思えました
ではでは☆
管理人スペック
同年代と比べるとHSが遅く、飛距離がでないのが悩み!
このレベルの人間のレビューになります