2020年のRS5シリーズが発売されたと同時に登場した0ウェッジ
私自身もサンドウェッジがなかったこともあり、56度を購入
プロギアにウェッジのイメージがなかったこともあり、どんなものかと思う人もいるかと思いますが
「打感」「抜け感」「構えやすさ」など試打してきての評価をレビューしていきます
プロギア0ウェッジを試打しての感想
さっそくですが、練習場で打ってきた動画になります
プロギア0ウェッジ56度・スチールシャフトSSⅢ
やわらかい打感はよきポイント!
ヘッドは軟鉄ヘッドです
漢字の通り軟らかい鉄のヘッドのおかげか、当たりがやわらかくまろやかな感じです
そしてフェース面にボールがしっかり乗る、つかまる感じがしました
ボールの抜け感は?
ウェッジは芝にザックリが一番怖いところかと思いますが、サイドの削り込みが
ボールへの入りと抜けるときがスムーズにできる形状です
ただ、「バンスに跳ね返って」みたいなクラブのお助け感はあまり感じられません
ソールが削りこまれていて、アドレス時も少し浮く感じがします
ボールの下にしっかりと入って、上がる・スピンがかかる安心感があります
リーディングエッジが浮くイメージが湧くとトップしてしまう恐怖に
かられるので注意が必要!?
構えやすさは?
個人的にはウェッジというより、見た目アイアンのような感じなので
一連の流れでショットに入りやすい
ストレートネックだけど少しだけ出っ歯型になっているので、ターゲットに向かって素直にフェースを合わせやすいです
ソール部分の写真からすると、一見ごつい印象を受けますが意外と丸顔で
操作しやすいクラブかと思います
スピンの感じは?
後述しますが、0ウェッジはフェース面をダブルヘリンボーンミーリング加工(特許取得)されています
横の大きな溝以外にもフェース全体的に小さな切れ込みが入っていて、安定してスピン量を出すことができます
このゴルフ練習場では100Y・50Y・30Y地点に島がありますが、程よくスピンが効いた印象があります
0ウェッジの各モールのリンクを掲載します
ご覧になってくださいね!
がっつりマニュアルティックなクラブだった
クラブに任せていればいいというオートマチックなクラブではなく
自分でしっかりと操作しないといけないクラブのように感じます
ただ、その分アプローチのバリエーションが確実に増えて
いわば、自身のレベルアップ的クラブ
以前発売されていた、RSウェッジの50度と比較するとソール部分に逆くびれ状になっています
「iDnabla RS」のほうは左右に削り込みはありますが、全体的にボテっとしてます(表現があっているか微妙ですが)
ソールが厚いので、バンスの跳ね返りというクラブのお助けもあるのであまりザックリはしないクラブです
0ウェッジはソール中央が広く、ヒール・トウ側は狭い形状になっています
フェースを開いたり、または閉じたりと状況に合わせてショットのバリエーションを変化させることができます
それゆえにゴルファー自身の技術を試されているクラブの様に感じて、私はもっとうまくならなければと焦りました
マニュアルなクラブだから窮地を救ってくれた!
ロブショットや夏場の深く強いラフからの脱出など要望に応えてくれるクラブ
ラウンド時に窮地を救ってくれたプロギア0ウェッジの話も合わせてどうぞ
プロギアの0ウェッジは個人的には高評価。バンカーや深いラフからの対処が簡単にできるようになったから、2打目を果敢に攻めて行ける。0ウェッジがあって助かった、ラウンド時に深いラフからのアプローチを解説
公式スペック
シャフトは4種類ありますが
スペックスチールⅢver.2の公式スペック紹介
シャフトスペック | #48 | #50 | #52 | #56 | #58 |
---|---|---|---|---|---|
ロフト角/バンス角 | 48/4.0 | 50/8.0 | 52/8.0 | 56/10 | 58/11 |
フェースプログレッション | 5.0 | 5.0 | 5.5 | 6.5 | 6.5 |
ライ角(°) | 63.5 | 63.5 | 63.5 | 63.5 | 63.5 |
長さ(インチ) | 35.25 | 35.25 | 35.25 | 35.25 | 35.25 |
バランス | D-1 | D-1 | D-1 | D-1 | D-1 |
総重量(g) | 448 | 448 | 448 | 448 | 448 |
シャフト重量 | 96 | 96 | 96 | 96 | 96 |
税込価格(1本) | ¥20,900 | ¥24,200 | ¥24,200 | ¥24,200 | ¥24,200 |
ロフトが48度からあり、54度はないラインナップになっています
飛び系のアイアンだとPWがロフトが立っているクラブもあるので、48度からあるのはクラブのつながりが保ててよさそうですね
でも、なんでやっぱり54度がないのでしょうかね
クラブ特徴
ダブルヘリンボーンミーリング加工(特許取得)されており安定したスピンをかけることができます
横の溝だけでなく、フェース面全体に細かな切れ込み?が入っていて
横溝の上部の切れ込みが「\」だとすると下部の切れ込みが「/」となっていて
まるで葉っぱの様になっています(語彙力、すみません)
フェースの下部は厚くなってますが、全体的にシャープな印象です
56度ということもあり、バンカーの砂を取りやすい印象を受けます
プロギア0ウェッジの評価
- レベルアップするためのクラブ
- 私的には芝だとザックリやりました
- バンカーからのショットは抜群にいい
全体的には、レベルアップクラブです!
クラブの特徴からすると、丸顔で扱いやすく、そして構えやすいから打つ時にストレスなく挑むことができます
ただ、私はグリーン周りはPWやAやPTで転がして寄せるレベルです
0ウェッジだと少しでも傾斜やライが悪かったりすると、芝からだとザックリしてしまうことが多くて難しく感じました
ロブショットやその他の打ち方ができるようなったり
転がす以外のアプローチのバリエーションを増やすために使うクラブだと思いました!
バンカーショットはめちゃくちゃうまくできる!
今まで50度のAWでやっていたこともありますが・・・
ロフト的にはSWなので当たり前と言えば当たり前ですが、砂への入りや抵抗感があまりなく
イメージ通りの放物線を抱き、かつスピンもしっかりとかかりました。
バンカーショット時の記事はこちらからご覧になって下さい
プロギアの0ウェッジを評価!0ウェッジはシャープな形状しているから操作性に優れていて、どんなシチュエーションでも対応できるウェッジです。その中でも抜群に性能がいいと感じるのはバンカーショットです。バンカー時の動画を見ながら解説します
現在、ウェッジ選びに悩まれている方に参考になっていただければ幸いです
ではでは